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インフルエンザの基礎的知識について

インフルエンザは毎年日本で猛威を奮っていますが、その勢いは年々増してきております。特に沖縄県の患者が多く、その数はなんと半数を占めていますが死亡率も最も高いです。原因はワクチンの未接種にあるとも言われていますが、確かなことについてはいまだ分かっておりません。また、全国的には冬に流行するものですが、沖縄県は夏でも流行するなど、年間を通して気の抜けない日々が続いています。他県としては、佐賀県や宮崎県、福岡県や長崎県、大分県や鹿児島県など、やはり九州地方に集中しており、地域的な患者数の偏りが見て取れます。症状としては熱やせき、喉の痛みや鼻水など風邪によく似ていますが、風邪がゆっくり症状があらわれるのに対して、インフルエンザは急激に悪化するのが特徴です。また、前者は喉や鼻などの部分的な症状から始まるのに対して、後者は全身に症状が出てきます。このように二つの違いは初期の様子を見ることで判断することが可能ですので、いざという時は速やかにお医者さんに診てもらいましょう。ただし、発症直後は検査結果が出ないことがあるので、6時間ほど経ってから病院に行くべきです。もしインフルエンザと判断された場合は病院で薬をもらうこと以外は、おとなしく家で寝るなど安静にしているしかありません。また、最高で40度近い高熱になるので解熱剤を飲みたいところですが、熱はウイルスと戦うために必要なものです。できれば耐えておきたいですが、食事ができなくて免疫力の低下の恐れがある場合は病院で処方されたものを飲むようにしてください。または医師などに相談して許可をもらった市販の薬でも大丈夫です。そして大切なのが治ったあとすぐに外出しないことです。インフルエンザは感染しますので、大事な友達や知り合いにうつしてしまうことになりかねません。最低でも解熱後2日は外に出ないようにし、外出時もしばらくはマスクなどをつけるなどまわりに配慮する必要があります。

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