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インフルエンザの時は自宅療養で完治させる

お薬を飲んだり安静にすることでインフルエンザの症状はやがて落ち着いてきますが、熱が徐々に下がりはじめても体内から完全にウイルスが消えたわけではありません。本人だけの問題ではなく、周りの人にもウイルスをまき散らさぬように気を付けなければなりません。インフルエンザウイルスは、たとえ自分では熱が下がったと思っても、まだ体の外へと排出されます。熱も下がったからとすぐに出掛けるのではなく、完全に完治するまでは会社も学校もお休みをすることです。本人は回復したつもりでも、ウイルスはまだ根強く生きているので、たくさんの人の中に行けば誰かに移してしまう可能性が高くなります。感染被害拡大を阻止するためにも、しばらくは自宅療養をすることです。大体1週間ほどで熱は下がりますが、コンディションの戻り方には個人差があります。ウイルスも強力なうえに、体力の回復も人それぞれですから、発症から1週間したからといって、自分の体調を無視して職場復帰をするのは良い判断ではありません。

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